学校長挨拶

   北海道真駒内養護学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 

 本校は、昭和20年代後半から昭和30年代前半に流行したポリオの後遺症に悩む子供たちのために、昭和36年に北海道で初めての肢体不自由養護学校として開校した特別支援学校です。令和3年には、開校60年の節目を迎え、今年度、70周年に向けたテーマ漢字「繋」に込められた思いを胸に63年目の歩みをスタートさせました。

 

 本校は、「夢・愛・心 真駒内」を校訓に掲げ、これまで、児童生徒、保護者、教職員が自校の未来と肢体不自由教育の明日に夢をもち、真駒内を愛し、多くの方々との心のつながりを大切にしながら、児童生徒に「生きる力」を育む教育を進めてきました。

 

 平成24年(2012年)以降、在籍する児童生徒の状況は多様化の傾向が見られ、一人一人の教育的ニーズに応じた指導の一層の充実を図るとともに、児童生徒が健康を保持し安定した状態で学習に取り組めるよう、自立活動の指導、給食(摂食)の指導、医療的ケアの実施体制などの充実を図ってきました。

 

 こうした児童生徒の状況や令和の時代を迎えた社会の変化などを踏まえ、令和2年度から新たな学校教育目標「人とのつながりを大切にし、自分の考えを持ち、自分の考えを伝え、自分の考えをもとに行動できる人を育てる」のもと、学部間の系統性を意識しながら、

教育課程の改善・充実を図り、目標達成に向けた教育活動を推進しているところです。

 

 今年度は、学校経営の重点目標を「育成を目指す資質・能力を確かに育てる教育活動の推進~共有・協働・共創」としました。児童生徒が、地域資源を積極的に活用し、多様な人々との関わりを通して学びを深め、可能性を広げることができるよう、「ともに考え、ともに歩んでいきたい」と考えています。今後とも、本校の教育活動の推進に際しまして、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。



令和6年4月
 
  北海道真駒内養護学校 校長 高 木 美 穂


                      





 

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